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8月31日午後、15人ほどが乗った横浜市営の路線バスで母親の腕に抱かれた赤ちゃんがぐずり始めた。母親と友人の女性が2人であやしていたが、赤ちゃんは手足をばたつかせ泣き声は大きくなるばかり。友人は途中で下車し、母親は立ち上がりあの手この手であやすも泣きやむ気配はなかった。
10分ほど経った時、車内アナウンスが流れた。
「お母さん、大丈夫ですよ。赤ちゃんですから気になさらないでください。きっと眠いか、おなかすいているか、おむつが気持ち悪いか、暑いかといったところでしょうか」
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運転手さんがマイクで話しかけているところがおしゃれだなあ。
優しい言葉の他に
母親に対するねぎらい
さらに他の乗客に対しての説明。
うるさいなあ、と思っている乗客もちょっとホッとしたに違いない。
列車や飛行機でいつも「うるさいなあ」とつぶやいている
心が狭い私とはエライ違いのいい話である。