航空機の楽しさ

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残念ながら飛行機の運転免許もないし、庭に1機置けるほどのスペースも財力もない。
こうして、遠くまで出向いて見物するだけである。
それを撮影するのも楽しい。
写真が良いデキだととても嬉しい。
訓練は基本的に不定期、いつ飛ぶかわからない。
さらに離陸は1時間に1回か2回程度。
2日間粘っていても10回程度の撮影チャンスしか無い。
ダメな時はせっかく行ったのに格納庫が閉まっていることもある。
だからこそチャンスを物にした時の感激もひとしおということか。
もう一つは、人類の最高峰の機械だということ。
技術も速さも金額も最も進んだ乗り物である。
ロケットの方が速いのだけど、あれは基本的に弾道弾。
推力と重力との関係で飛んでいるだけでパイロットが操縦しているわけではない。
操縦するというものでは最高峰だろうね。
さらに
空を飛ぶ物のポイントは全て計算ずくなんだな。
こうすればカッコいいなんていうのは航空ショーのスペシャル塗装くらいなものだ。
全て合理的に機能的に作られているわけで。
乗用車のエアロとは意味が違うのである。
毎年琵琶湖で行われる『鳥人間』は大好きな企画だ。
一般の人たちが知恵を出し合って遠くへ飛ぶだけの目的であれだけ楽しい。
飛ぶためだけだから、機体もそれなりに美しいし。
おふざけや仮装なんかやっている奴らは最初のお通し程度でおしまい。
あとはどれだけ空力性能が優れているかが問われる。
飛行機の世界の面白さはそんな遊びを許さないシビアなところにある。