ペダルのない自転車

NHKニュースなどで取り上げられていた。
調べてみると
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ここ1〜2年、流行の兆しを見せているのが、ペダルのないキッズバイク。
「キックバイク」「ランニングバイク」「バランスバイク」などとも呼ばれており、
三輪車の代わりに購入する人も増えています。
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ところが、車輪とハンドルだけでブレーキがついていないため
坂道などで事故が何件か発生しているとのこと。
ニュース映像ではご丁寧に、下り坂で走らせて壁にぶつけて『ほら危ない』という。
別に無理して実験しなくたって、ノーブレーキで坂を下れば危ないことはサルでも分かる。
私が食いついたのは、販売元の担当者のインタビュー。
「小さいお子さんだとブレーキをつけても握る力が弱いので…」
だから、ブレーキを付けないというのである。
ブレーキがなくて危険ではないのか、という疑問の答えにはなっていないよなあ。
もう一つ
そもそもこういうものは公道ではダメなんだそうだ。
ところが、よほど広い庭のある金持ち以外は公園などに持っていかなければならない。
三輪車やキックバイクを担いで歩ける子供などいるわけがない。
子守のお母さんが担いで歩いているのを見たこともない。
つまり、公道で使用してはいけない、という定義というか注意は全く実効性がない。
私が子供時代を過ごした公団の団地は良かった。
公道をほとんど通ることなく団地内の公園に行くことができたからなあ。
結局、おもちゃや道具のせいなのではなく、親のしつけになるのかな。
買い与えるだけで使い方を教えられないのでは、親としてはアウトだな。
自信がないなら買い与えてはダメだ。
もう一つ
その次に脱法ドラッグのニュースだった。
そもそもほとんどが吸引していい感じになるというのだから
規制薬物かどうかではなく、タバコと同じように認可制、専売制にすればいいのだ。
隠れて作って隠れて売れば、脱税で摘発。
いつまでも、「次々に新しいドラッグが出るので追いつけません」と言い訳するのは
子供が公道を通らずに公園に行くものだと言うようなものだ。
そもそもタバコだってこれだけ健康被害や常習性が言われているのに
政府のお墨付きで売られているのだから、広義で脱法ドラッグだよなあ。