米少年10歳で高卒資格取得

というよくあるネットニュースだな。
天才少年現る、と言いたいのだろう。
ところがである。
この少年は置いといて、この世にいる高卒資格を持つ人の半数以上が
本当に高卒資格を持っているのか疑問である。
テレビのおバカタレントのように、簡単な英単語がわからない。(書けないではない)
中1程度の計算問題が解けない。
地図が読めない。
もちろん漢字の読み書きなどほとんどできない。(私も書き取りとなると自信がない)
という、人たちが渋谷などの繁華街を闊歩している。
ここはひとつ、この米少年のためにも、高校卒業資格というテストを大検のようにやるのはどうか。
どのくらいレベルを落とすかが見どころだな。
私の予想では、高卒資格と言いながら、中3程度、つまり高校入試レベルとしても
60点程度のラインにすれば合格者は5割程度か。もっと低いかも。
さらにである。
記事で読んだのだが、高校生が家でどのくらい勉強しているかの調査で
半数以上が0分だそうだ。
それもけっこう真面目な生徒でもそうだという。
ちゃんと授業を聞いていれば、テスト前に数時間復習すれば良い点が取れるそうだ。
高校の教科書や参考書を見て、そんなに簡単には見えないのだけどね。
少なくとも日本では高卒という履歴は学力面においてはほとんど意味を成さない状況のようだ。
古い話だが
私が中学に入学するとき、○○時代とか○○コースなどという雑誌を読んでいたら
自宅学習は最低2時間、教科ごとの予習復習のメニューが書かれていた。
高校の雑誌では最低3時間、大学受験のためには…、
と、とめどなく勉強することが義務付けられていた。
詰め込み教育が良いとは言わないが、空っぽの頭で大人になる教育もいかがなものか。