NHK低俗娯楽番組

最近は子供向けといえば、携帯やツイート、アイドル、アニメと決まっているようだ。
もうちょっと上の世代だと、芸人、グルメ、投稿映像。
さらに上だと、人生の楽園となる。
もう制作側に柔らかい頭脳などなくなっているんだよね。
もう一つは、放送時間帯。
とにかく、各社横並び。チャンネルを変えても似たような番組を垂れ流す。
サザエさん人生の楽園の数字がいいのは裏がどうしようもないから。
もう一つのポイントは視聴者が基本的に馬鹿ということ。
この料理はおいくら? とか、メニューの料理の順位を外れると食べるとか
永遠に流し続けている。
低俗ではなくて、低脳なんだなあ。作る方も見る方も。
じゃあ、低俗じゃないのはなにか、となればニュース解説とか歴史ナントカになるわけで。
これまた、ワンパターンの低脳になっちゃうわけで。作る方は簡単でいいけど誰も見ないし。
一時、TBSが19時台にニュースをやろうとしたが見事にポシャった。
その時間にテレビを見ている人はニュースなんぞに興味が無い。
TBSはそれで吹っ切れたようだ。もとのダメダメに戻っていった。
私のブログを見ればわかるように、いろいろ趣味がある。
地上波なんぞに期待などしちゃいけない。最近はもっぱらCS。
カネがないのであれもこれもというわけにはいかないが
クルマや軍事、鉄道など趣味性の高い低俗ではない番組を見ることが多い。
有料放送だから成立するわけで、スポンサー頼みの無料放送じゃ数字が取れなくてダメだろうね。
たとえ地上波で鉄道特集を制作したとしても、芸人に喋らせて、わかってないタレントが車両に乗って
大げさに驚く、という悲しい構成になるだろう。そんなの好きな人は見ないよ。
もう一つ
もっと悲しいのは、低俗番組ばかり作っている人が『報道の自由』とか『表現の自由』を振りかざすこと。
どうせならバブル期までの深夜のような、本当の低俗番組を復活させてほしいなあ。
あらゆる批判に耐えて『うちは低俗です』とやり続けるガッツが欲しい。
司会ができる藤本義一山城新伍も死んでしまった。
残っているのはイジリー岡田所ジョージタモリくらいか。