すみません、もう一回上村愛子ネタ

先日、上村愛子が4位はおかしいのでは、とここで書いた。
今日、専門家の解説を見た。
もともとトップレベルの選手のトップ争いであるから大差など無い。
どうしてここが、と聞かれれば難しいジャッジと言うしか無い、という。
それでもある専門家は上体の動きがどれだけ安定しているか、を重視するという。
同じコブを超えるのに上体の安定性を考えれば、それは身長の差である。
つまり同じ能力なら身長のある方が有利だ。
上村愛子は小さすぎる。
ガッツポーズを取った時の振り上げ腕も可愛らしいのだ。
しかしである。
私も多少スキーをやった人間だからわかるのだが
スキーは体力勝負だ。
アルペンスキーで日本選手がなかなか出てこないのは体格のハンデがあるから。
陸上の短距離のようなものだ。
だからアルペンスキーの世界の第一線で16年間もトップ争いをしてきた
上村愛子は偉大なのである。
あらゆるハンデを乗り越えての4位なのである。
来世では身長175cmの大女でオリンピックに挑戦して欲しい。
もう一つ。
ヒザの故障を押してのオリンピック挑戦という選手がいたが
結局満足に滑ることが出来なかった。
なんでそんな選手を選出したのか、とちょっと怒ってみたが
早い話が他にオリンピックに出るべき選手がいなかったということだろうな。
スキーをやったことのある人ならわかるが
コブ斜面を全速で下りて行くスキーヤーなど見たことがない。
特殊な才能のある人の特殊な競技なんだろうね。
バブルの頃のスキーブームに金儲けしか考えなかったスキー関係者たちのせいで
スキー人口は減っているし選手層も薄くなる一方だ。