電車にベビーカーの記事を読む

我が家に小さい子供はいないが、子供と接する仕事をしている。
ここで整理していただきたいのは、親の躾が及ぶ範囲と及ばない範囲。
一つ目のポイントは及ばない乳児。
基本的に泣くだけである。
泣かなければそれほど迷惑がられることはない。
親は泣かれると困る場所に連れて行かないのが一番。
乳児の行動半径は数kmに抑えるのが本来。
電車に乗せるのもやめた方がいいし、飛行機など論外。
乳児が希望しているのなら、それも仕方がないが
混んだ電車や気圧が変化する航空機に乗せるというのを赤ちゃんは望んでいない
親のエゴ、親の勝手な言い訳だわな。
ニュースやコメントを見ると、タクシーは経済的に厳しいとか
抱っこは腰が痛いので嫌だとか、やはり乳児に罪はない。
親が他人に迷惑をかける言い訳をしているのである。
普通の大人ならベビーカーで電車に乗るとなれば大迷惑が予想できる。
そういう時は、階段でも乗り込むときも
「すいません、ごめんなさい、すいません」とひたすら言っていればすむ。
私が見ている限りこういう親だと周囲の人が気の毒がって
席を譲ったりとか荷物を持ってくれたりとか、手が差し伸べられる。
ところが、ニュースに出てくる文句を言う親というのはきっと横柄なんだろうな。
乳児がいるのよ、私のどこが悪いの、と言わんがばかりの態度。
ベビーカーが足に当たれば「コノヤロー」と言いたくなるのはあたりまえだ。
子供が騒ぐのは当たり前、子育ては他人に迷惑をかけるのが当たり前、
という風潮がよくないのである。
ベビーカーを押していて、ちょっとでも避けてすれ違った人などに
「すいません、すいません」と言っていれば電車で検診に往復するときも
一つも嫌な思いをしないですむはずだ。
子供は悪くない、親が悪いだけだ。