『ダークナイト』続編はPG-13指定に！

ダークナイトの続編ができるそうだ。
とても楽しみである。
わかっていない奴らは「バットマンかあ」という。
一連のバットマンシリーズには違いないのだが、ちょっと振り返ってみた。
89年ティムバートン監督によるバットマンが公開。
ジョーカー役ジャック・ニコルソン、音楽はプリンスと鳴り物入り。
一種の娯楽アクション映画としての色合いが強い。
それでも、ティムバートンのこだわりが随所に出ている。
この映画のヒットで90年代に続編がいくつか作られる。
そして、驚いたのはバットマンアンドロビンから8年経ってバットマンビギンズ。
アクション大作と言うよりはひたすら暗い、フランス映画のような仕上がり。
緻密な映像とストーリーはアクション大作というには重い。
その極めつけがダークナイトである。
すでに題名からバットマンの文字すら無い。
古き良きアメリカ映画のいいとこ取りをしている。
人物描写からサラウンド音声に至るまで、手抜きが全くない。
ブルーレイディスクソフトの初期の名作と言ってもいい。
映画の好きな人達が映画を好きな人達に作った映画である。
PG指定を受けようがどうってこと無いのである。
ハリウッド映画としては、風と共に去りぬ、ゴッドファーザーの次にくる映画なのである。

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