15か所で高放射線量 東京・世田谷

もうすでに、福島第一原発事故の問題から離れて放射線の問題がひとり歩き始めた。
東京より福島から遠い宮古瓦礫を東京に運んで処理しようとするとクレーム電話が1800本鳴ったという。
あんたの住んでいる場所のほうが瓦礫よりよっぽど危ないよ、と言ってやればよい。
さらに今回のように、福島がらみで線量計を振り回していた自称正義の味方市民団体が
見事に1960年代の投棄放射性物質を掘り当てた。
お前たちが危険だと言っていた数百倍もの放射線の上で生活していたのだよ。
さあ、誰に怒りをぶつけようか。
木を見て森を見ず、目先の放射線量に夢中で自分たちの置かれた環境が見えていない。
自分たちの住んでいる街に数百シートベルトの線量が何十年も存在しても
なんの影響もないことがようやくわかったか。
数マイクロシートベルトぐらいの誤差程度の放射線量で騒ぐべきではない。
自宅の居間や学校の教室で3マイクロシーベルト以上の数値が出たなら大騒ぎしてもよい。
(この程度の数値でも名湯三朝温泉よりは低い)
と、このように理論的に話をしても、わかってもらえないだろうけど。