引き続き部屋を掃除していたら出てきた94年の雑誌より。
コンパクトカーというカテゴリーのページだ。
トヨタのトップには栄光のかっとびスターレットである。
この写真は3代目の最終モデルかな。
この代からDOHCターボとなり135馬力、リッター100馬力達成だ。
当時の記事を読むとシャーシに対してオーバーパワーで…とかかれているが
それが面白いのではないか。
今のクルマみたいにハンドル回せばちゃんと曲ってくれるクルマばかりだから
アクセルとブレーキを踏み間違える人が運転することになってしまっている。
クルマが危ないのでなくこういうクルマでアクセル全開でハンドル切る奴が悪いのだけどね。
残念ながらというべきか、この写真にMCした後期型は足回りをかなり改良したそうだ。
ターセル3兄弟はいつの時代もかっこ悪い。
カローラセダンの後ろにセレスとかマリノという訳のわからない車種。
バブル当時は同じシャシーでいろいろ作ったのだよね。
カリーナEDのようにこの手のセダンが売れたから、不思議なものだ。
ところで、カローラはこの世代が最も良いそうだ。(トヨタの人からきいた)
カローラは月に2万台売れたクルマ。
何をしても元が取れるわけで、開発費にかなりつぎ込んだらしい。
クレーム、故障が少なく同じ金額で他社のワングレード上のクオリティがあると言われる。
特に、バブルの設計のこのカローラはそれなりにお金がかかっているそうで
2000年代になっても随分走っていたと記憶している。
そういう意味ではカローラクラウンは別格なのだ。
もし、クルマに興味のない人が何にしようか迷っていたらカローラかクラウンを勧めれば間違いない。
マーチはマッチのマーチの時はターボなどいろいろ盛ってきたが
それ以降はモデルサイクルが長く奇をてらわないクルマづくりになった。
バブル崩壊以降、こういうベーシックなクルマの需要に合うようで、どの世代もそこそこの成功を収めている。
最後にサニー、前回のこのブログでサニーのクーペを『トラッドサニー』などと書いてしまったが間違い。
トラッドサニーは80年代、93年FMCのこの世代は8代目、もうニックネームもつかなくなっていた。
この世代はまだサニーとして頑張っていたが99年にFMCした最終型はセダンのみ国内のみというもの。
そのままブルーバードとともに消えモノになってしまった。