昭和の父親がついに地デジテレビ

実家にいる父親はまだ29インチのブラウン管テレビ。
画像が汚いのは年式によるものだがまだ破綻はしていない。
それよりテレビ本体が汚い。
掃除をしていないのか、黒ずみがとれないのか。
一見してもう買い替えの時期だとすぐわかる。
地デジが話題になり始めたころから「最後に買い換える」と豪語していた。
政治に対する反抗なのか、ケチなのか。
それがいよいよ買い換える気になったらしい。
どうせなら12月までに買い換えればエコポイントも大きかったのに。
普段は年金が少ないからと500円1000円をケチケチしているのに
何千円の違いがあると言っても「それはいいから」という。
年寄りの考えは私には計り知れない。
振り込め詐欺や訪問詐欺の言うことはすんなり聞き入れて大金を支払うわけで
やはり私には計り知れない。
例外にもれず、ソニーやシャープの違いまでは(あくまでもロゴ)わかるようだが
プラズマとかHDDとかブルーレイの話になると皆無のようだ。
これは年寄りに限らず結構多いパターンだが。
さて液晶パネルの個別評価だが、一昔前はアクオスがダントツの性能だった。
我が家もメインはアクオスである。
ところが3年ぐらい前からレグザの性能が上がってきた。
発色はもともとよかったがセルのフィードバックが浸透してフォーカスや階調も進歩。
アクオスは比較的おとなしめの発色に高精細というイメージだったがややおとなしい。
さこでてこ入れとしてLED、4原色技術を投入、印象が変わった。
そこに割り込んだのがブラビア
特に倍速機能を強化して動きの追従が良い。同時に発色、フォーカスもよくなり…。
と、人気のビック3はもはやどれも高画質。
一昔前のように画質の傾向で分けることができなくなった。
早い話がどれを買っても良いということになってしまった。
マニアとしてはあまり面白い話ではない。
というわけで好きなモノを買えと言ってある。
従って選ぶ基準は付加機能。
年寄りにはHDD内蔵が使いやすいか。