DVDメディア事情 DVDR

私がはじめて購入したDVD機器はプレステ2だった。
それも初期型。これが使えない。
レコーダーを購入したのが01年発売のパナソニックDMR-E20であった。
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=DMR-E20
この時代はまだHDDはない。
その代わりDVDRAMは読み書き消しが自由にできたのでHDDに近い操作性だった。
この機種は定価13万だったが実売価格が10万円を切って
いよいよレコーダーが身近なものにと感じさせた機種であった。
このころからいよいよHDD内蔵型が登場、初期は20Gとか40G程度の容量だった。
この当時RAMやRWの単価は800円位で高価だった。
そこで単価の安いDVDRを多用するようになる。
03年当時でノーブランドのまとめ買いで100円位しただろうか。
ところが、こいつがくせもの。
立て続けにディスクエラーがでる。
下手すると一箱10枚すべてエラーというのまであった。
さらに価格を左右するのが○倍速の文字。
書き込みスピードを表すのだが、これがわかりにくい。
それはレコーダー側にもこの規格が存在するからだ。
つまり4倍速のDVDRを4倍速のレコーダーに入れてはじめて4倍速が実現する。
本来は上位互換性で性能のよい方、もしくは新しい機種が古い性能、機種をサポートする。
と、思っていた。
ところが、初期のDVDRはクセモノである。
8倍速のレコーダーに4倍速のDVDRを挿入した。
理論的には4倍速で記録のはず。
ところが実際は1倍速!!..1時間もかかってダビングした。
早い話が一種のディスクエラー、レコーダーが4倍速のディスクと認識できなかった。
これはスピンドルのかなり安物のディスク。
安かったので200枚も購入してしまった。
我が家には数台のDVDレコーダーがあるので試すと、違う機種ではこのDVDRを4倍で認識できる。
つまり、ディスクは不良品というわけではない。
というわけでこのスピンドルは購入して4年も経つのにまだ何十枚か残っている。
すでに時代はBD、もしくはDVDRでもCPRMになっていて、ますます使用頻度が落ちている。
PCのデータバックアップなどに使えればよいのだが、ノーブランドでエラーの不安が大きく使いにくい。
以来、メディアは多少高価でも国産を購入するようになった。
デジタル放送時代になってムーブのみのタビングのシバリがある番組でのディスクエラーはショックが大きすぎる。
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