久しぶりにスバルネタ、インプレッサSTI


久しぶりにスバルの販売店に行く。
思ったより店内はすいていた。
担当の営業マンが封筒を持ってきてあける。
中からバラのA4写真がぱらぱらと出てくる。
これがカタログなのだそうだ。
インプレッサR205とある。
インプレッサWRX STIをベースに、運動性能や質感を向上させたコンプリートモデル。
今回はインプレッサWRX STIシリーズの中でも最もスポーツ色の濃いspecCの仕様装備を活かし、
内外装の加飾は控え、特に走行性能を磨き上げたモデルとして、従来の「S」ではなく
「ロードスポーツ」を意味する「R」を車名に取り入れたと言う。
specCよりごっついそうで価格は473万5500円と超ド級である。
試乗するとわかるがSTIというグレードも世界に誇れるスポーツカーである。
スポーツよりもレーシングカーと言っても過言ではない。
specCは完全に競技を前提にしたグレード。
そういうクルマを現在でもカタログモデルとして販売するところがスバルである。
さらに「Sシリーズ」そして今回のR205とピュアなスポーツを定期的に発表するところが偉い。
残念ながらスバルはワークスとしてはWRCから撤退はしているが
プライベートチームにSTIの供給を続けている。
さらにニュルブルクリンク24などインプレッサの活躍は相変わらずである。
国内でも一部大手メーカーは800万円とか3500万円とかのスポーツを作っているが
こうした庶民に手が届く価格帯で世界に誇れるスポーツを生産し続けるスバルは偉いのである。
おまけにレガシィフォレスターやミニバンまで200馬力オーバーのフルタイム4WDターボ車を
ラインナップしているのは世界でもまれなスポーツカーメーカーとも言える。
なのに国内での評価も営業もこれだけ低迷しているというのはいかがなものか。