世界一のクルマ、ポルシェ

趣味なんていうものは基本的に生物学的に生きるには必要ない。
しかしながら、人間として人間的に生きるのには不可欠だ。
何をどのように好きになるかは人それぞれである。
中には他人に迷惑をかけることに快感を得る反社会的な人もいる。
中には児童性愛者もいる。犯罪を反省したとしても人の嗜好はそう簡単に変わらず
再犯のおそれが極めて高いとしてアメリカなどではきつい監視がついている。
話がそれたが、
趣味の中でもクルマ趣味はかなりメジャーである。
その中でもポルシェ信者は多い。私もその一人である。
そう簡単に試乗ができるわけでもなく、身近によくあるものでもなく。
極めて抽象的だがディープな信者である。
その歴史は昭和初期の創始者フェルディナント・ポルシェにさかのぼる。
1938年のフォルクスワーゲン、ビートルの設計。
ヒトラーと共謀、戦犯として投獄後356の設計。
クルマの機構やデザインはどんどん進化していったのだが
いつの時代でも一目でポルシェとわかるアイデンティティはポルシェである。
フェラーリのような派手さは無いがドイツ独特の堅牢さがよい。
残念ながら夢はそう簡単に現実にはならない。
庶民には手が届かない高額なクルマである。
もちろんそれだけの価値がある。
だからこそ、ずっとあこがれていられるのだろうか。
この写真は先日届いたDMだ。
近くで見ることは簡単にできるようになったのだが、その先は…、難しい。