DVDで鑑賞と言いたいところだが先日日テレでオンエアしてしまった。
そちらで見させてもらった感想を。
ポイント１
きっちりパート１の続編として作られている。
設定や登場人物に整合性があって安心してみられる。
また、余計な説明的なカットもほとんど無く中身が濃い。
ポイント２
当時の東京の各所を紹介かたがた移動している。
私のように乗り物マニアは151系こだまだけでなく
窓から見える向こうのホームの80系に目がいった。
羽田のシーンでもＤＣ８ではなく4発プロペラ機。
私が生まれる前の時代でもあり、どうも機体を見てもぴんと来ない。
その機種は何かしらと早速ネットで調べてみると
「当時使用されていた機材を調べてみたら、４発のプロペラ機に該当するのは
ＤＣ−４、ＤＣ−６、ＤＣ−７の３機種がありました。
映画の完成披露を伝えるニュースの中で
日本航空ＤＣ−６であることが明かされており、映画の中で本物のエンジン音を
使用したいので現役としてまだ使用されているアラスカにまで行って
エンジン音を録音してきたというこだわりの逸話まで紹介されていました。」
とのこと。
この辺の制作側のこだわりや熱意がクオリティを高くしている。
ポイント３
泣かせどころが満載。
やっぱり自分の子供の頃の白黒の風景とリンクしてしまうからなのか。
女の子が鈴木オートでなじんでいく様子。
ひろみのこころの動きなどわかりやすいのにほろっとしてしまう。
山田洋次の次の世代がようやく育ったと喜ぶべきなのかな。
