空港を市民にもっと開放せよ

pasokonryoku2008-12-01

飛行機がテロの標的となる事件のたびに空港のセキュリティは
年々厳しくなっている。
安全な運行が使命である以上仕方がないことであるが。
おかげで高いフェンスや金網に囲まれている。
これは空港の見学デッキでも同様で羽田などは檻だ。
せっかくカメラを持ってきても写真など撮れない。
子供を連れて行っても頑丈な金網の隙間からのぞくようにしか
飛行機を見ることはできない。
また、当たり前のことだが空港は広いため動く、飛ぶ飛行機は
ずいぶん遠くに見ることになる。
見にくくて遠い。
これではせっかく空港に遊びに来た人たちはがっかりして帰ることになる。
東京駅に休日に行くと分かるが新幹線ホームの先頭部では
親子連れが交互に車両の前で記念写真を撮っている。
飛行場にはそういう雰囲気がない。
こうしたマニアや子供に対するサービスが需要の拡大になることが
分からないのであろうか。
すでに関空に多くの機能を移転してしまった伊丹空港は良い。
ターミナルと滑走路をはさんだ反対側に公園があって
離発着の飛行機を間近に見られる。(写真) 

多くの親子連れでにぎわっていた。
空港の見学デッキはフェンスが低く木製のデッキでとても居心地がよい。
空港も航空会社もセキュリティで客を縛るばかりでなく
開放してもう少し飛行機を身近に感じられるようにして欲しい。
特に滑走路脇あたりに見学スポットを作って欲しいなあ。