ザ・ロック映画評

1996年公開。
多分1度観たのだろうけど健忘症でほとんど覚えていない。
新鮮な気持ちで2時間以上の大作を楽しんだ。
ショーン・コネリーが円熟期、素晴らしい演技である。
ニコラス・ケイジがまだ若者、難しいキャラを演じている。
カーアクションから始まって陸海空のアクション。
細菌兵器、米軍兵士の苦悩、難攻不落の監獄、FBIの内幕など
ありったけ盛り合わせたアクション映画になっている。
途中にはトロッコアクションまである。
ショーン・コネリーインディ・ジョーンズへのオマージュかな。
反乱軍の仲間割れまでストーリーの破綻もなくのめりこめる。
細かいところでは、反乱軍の兵士が殺されていくわけだが
その殺され方も一つ一つ違いがあって、観客を飽きさせない。
さらに、一般人の犠牲者が出ない。
人質になった人も誰も傷つけられていない。
ミサイルも海に落ちた。
あくまでも極秘、隠密の作戦であることが印象付けられる。
マシンガンを撃ちまくって皆殺し、という安易な殺人がないのも感情移入しやすい。
もう一つ
日本語吹き替えで観た。
ショーン・コネリー役の若山弦蔵の声にしびれる。