ベンツにワーゲン

ハイブリッド車が日本のお家芸だったのは2000年代まで。
2010年代になるとヨーロッパ車のHVが。
去年にはBMWVWから量産型小型EV。
そして、最近のCMでベンツHVが航続距離1500km。
さらにVWからゴルフGTE、ハイパワーエンジンとEV機能を両立したという。
日本車は相変わらず燃費の数値を追いかけていて、
クルマとしての完成度がますますヨーロッパ車に差を付けられていく。
ゴルフは500万円、ベンツはSクラスで1000万円、
とりあえず国産車と競合するとしてもレクサスぐらいなんだろうけど。
日本では相変わらずミニバン人気とコンパクトカー人気で競合はないが
日本のメーカーは海外への輸出に依存していて、他人事ではない。
日本車が海外で人気といえば70年代のフェアレディZかな。
プアマンズポルシェとして有名になった。
日本車はいつの時代もプアマンのためのクルマでいいのか。
ところが、リッチマンのクルマというと大きくて豪華装備がいっぱい、と勘違いするのも日本人。
本当のリッチマンは外観や豪華装備に見栄を張るものではない。
ベンツやVWのCMはその辺をついてきている。