2つのパターンがある。
朝、起きられなくて遅刻する。
これは単にだらしない。
たいていは夜遅くまで遊んでいるのが悪い。
私も耳が痛い。
中学生の頃まで、ラジオの深夜放送に夢中。
ついつい夜更かし、朝、起きられずに母親に迷惑をかけた。
私の夜更かしは受験勉強と深夜放送で深夜に出歩くことは無かった。
高校生ぐらいになると、睡眠時間を計算して夜型の勉強。
そもそも夜型が良くないことは知られている。
私も第一志望を失敗してしまう。
中学の終わり頃からウン十年間、寝坊して遅刻したことは皆無。
母親のキツイ教育に感謝しなければならない。
さて、今回のもう一つのポイントは起きているのに遅刻する。
もしくは、起きることが出来る状態で布団から出られない人だ。
布団から出られないのはだらしないだけと思いきや、
遅刻するという目の前の危機にもかかわらず寝ていられるということ。
また、出かける準備をしていて遅刻してしまうということ。
これは脳の障害だそうだ。
始業時間、集合時間から逆算して行動できないのである。
「だらしない」とのせんびきが難しく、ついつい見過ごされがち。
また、規則正しい生活をすることで遅刻しなくなることもある。
ところが、デートや飲み会の集合時間に必ず遅れるというのは病気なんだな。
会社の始業時間だけでなく取引先の約束時間にも遅れるとなれば病気は決定。
まあ、いい歳になってから治るとも思えない。
中高生の時期に大人が治してやるのが大切かと。
夕食後に外出する中学生を許してしまうと
翌朝、起きなくなり学校へ行かなくなる。
さらに夜にうろつく悪い仲間ができて、もうまともな生活には戻れなくなる。
例え悪い仲間ができなかったとしても、朝起きられずに不登校。
社会から隔離されていく。実は、これも脳の障害の一例だそうだ。
遅刻うんぬんの問題ではなくなってしまう。
ちなみに、私は飲み会や旅行の待ち合わせ場所には30分前には到着、一番のり。
それはそれでちょっと問題、違う病気かも知れない。