福岡もやの原因、中国の大気汚染物質の可能性

万博の期間、観光客のために北京の自動車の流量を規制していたそうだ。
万博が終わったらスモッグの街に戻ったそうである。
日本人の節操のなさをここでも度々話題にしているが中国人のそれはケタが違う。
その上節操のない人の人口が日本の10倍以上。
その上西隣である。
脱硫しない化石燃料を空気中でガンガン燃やしての13億人分の経済成長である。
この程度の硫酸塩のスモッグで大騒ぎしてはいけない。
日本が昭和30年代から40年代にかけて経験した経済成長と公害の10倍量を経験することになる。
他国とはいえ日本も中国経済のご相伴にあずかっているわけで
偏西風のおかげで大気汚染のご相伴もあずかることになる。
本来、90年代の環境指標となっている京都議定書に関してもBRICsを加えるべきだった。
ところが、当時中国は日本にとって都合の良い女だった。
安い労働力で製造コストを下げることで大いに企業は儲けた。
その上、日本で頭を痛めていたリサイクルゴミを中国は気前よく引き受けてくれて
日本のゴミ捨て場、焼却炉の役割をになっていた。
そのツケがヤットコ請求書として届いただけである。
まだまだ序の口である。

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私の想像では、大気汚染はこのようにわかりやすい。
ということはわかりにくい汚染も日本の昭和30年代同様に進んでいると考えるべき。
硫酸塩や硝酸塩は単に酸性雨となって植物を枯らし喘息患者を増やすだけ。
(これでも十分なダメージだが)
しかしながら、同時進行で海にはヒ素有機水銀、重金属が垂れ流されているだろう。
いずれ中国を含めて広範囲で水俣病が発生するかと考えている。