踊る大捜査線が先週封切りになりロケットスタートだそうで。
もともとはよくできたTVドラマである。
映画化だからと余計にお金をかけたからとそれ程クオリティが上がるとも思えない。
新聞や雑誌の批評もそんな感じである。
よくできたものであるから面白くないわけではないだろう。
CXで昔の作品の再放送をしていたがやっぱり面白い。
さて、おかげでWOWOWでも織田君の作品をオンエア。
去年だか嫌というほどCMで流れていた映画「アマルフィ女神…」を見た。
オールイタリアロケ、大人のベテラン俳優が脇を固め…
どうも、人件費と移動費に制作費が使われすぎたきらいがある。
織田くんの立ち位置も今ひとつはっきりしない。
天海の性格や描写も今ひとつはっきりしない。
誘拐犯も変質者という設定でなく、過去を背負った…とやたら重い。
重い割に薄っぺらに感じるのは設定があまあまだからだ。
イタリアロケで観光地巡りにすっかり浮き足立つスタッフ。
土曜日の午後のサスペンスの再放送レベルである。
