ネット調査に登録している。
たまにアンケートの依頼が来る。
たいていは数分で終わるのでこころよくアンケートに答える。
先日、携帯端末に対するアンケートというのがきた。
たいていはいつ頃購入する予定か、という趣旨がおおい。
今回はちょっと違っていた。
ipadとKindleについてのアンケートだった。
最初にどのくらいの書籍や雑誌、新聞、漫画を読むかをしつこく聞いてくる。
月にどれくらいか、週にどれくらいか、1日何分ぐらいか。
それにかかる費用など。
おまけに家にどれだけの書庫スペースがあるかまで。
その後でipadやKindleの写真をみせて
いくらなら購入するか、分割なら月にいくら払うか。
電子書籍ならいくら払うか、どのくらい読むか、を根掘り葉掘りきく。
最後の方はだんだんいい加減にチェックしていた。
ipadが発売してKindle日本語版が出てくればいよいよ電子書籍の時代だ。
が、本当にあんな機械で今よりも読んでくれるのかものすごく不安であることが伝わってくる。
先日「目がテン」でも読書についてやっていた時も携帯で本が読めるか、実験していた。
電子書籍はこれからの流れになるだろうが、舵取りをミスると出版業界の共倒れになりかねない。
あのくだらない延々と続くアンケートがそれを物語っていた。
