高速社会実験 JRが見送り要望


高速道路の値下げ、無料化でJRが困るとのこと。
もともと国有鉄道であってお役所体質が取りざたされている。
西日本の安全に関するような根幹に関わる不祥事などは除外して
一般の利用者目線でポイントを整理してみた。
1.私鉄より高い
先日西船橋から小田原へいった。
メトロ小田急で1100円に対しJRは1890円である。
メトロ経由のほうが30分余計にかかるが800円の差は大きい。
JRはその差を埋めるだけのサービスをどれだけしているのか。
地方のローカル線の赤字をここで埋めようとしているのだろうが
少なくとも私は安い方を利用する。
2.全員が通勤客
JRの基本的な考え方は乗客の全員が通勤客、ビジネス客だと思っている。
それは駅や車両を見ればわかる。
基本的に鉄道の旅を楽しむという客を相手にしていない。
乗りたいなら乗せてやるよというスタンスだ。
航空機や高速が安くなれば少なくとも旅行に関してはJRは勝ち目がない。
3.エキナカ
ここ数年でターミナル駅の中はずいぶん変わった。
弁当、土産だけでなく書籍や食事など便利になった。
いずれ空港ラウンジのような施設が出来ることで熟成すると思う。

          • -

JRはこれまでの人を荷物のように運ぶというスタンスを変えるべきだ。
カシオペアが成功している理由を考える時期に来ているだろう。
客は価値のあるものには金を払うがないと思えば払いたくない。