三菱のEVとプリウス

三菱自動車は国内初の量産モデル電気自動車(EV)
アイ・ミーブ」(4人乗り)を7月下旬に発売すると発表した。
1回の充電で最長160キロ・メートル走れ、最高出力は64馬力。
価格は459万9000円だが、政府の補助金を差し引くと購入価格は320万円程度。

                • -

5月のプリウスの販売台数が1万台に達し軽以外では1位になった。
18日に発売を考えると6月は2万台に達すると思われる。
インサイトも8千台の売り上げ。
−−−−−−−−−
というわけで新聞はエコカーの文字が躍る。
昨日ポルシェの話を書いたばかりだが、なんとも、である。
私も初代プリウスのオーナーだった。
すぐに手放してしまった。
環境によいというものの代償が大きすぎる。
プリウスインサイト価格破壊で売り出してはいるが
結局いろいろ装備をつけさせられて260万ぐらいを支払う人が多いそうだ。
本体では儲からないからオマケを購入してもらうしかないらしい。
実際乗ってみるとエンジンが止まったり、モーターだけで走ったりと面白い。
が、オーナーになって毎日乗っていればそれは日常になり珍しくなくなる。
その上、ボディは同クラスに比べると200kg以上重くなっているので
モーターの分のパワーは重量増でチャラである。
そして当然高価である。
三菱のEVは論外。
最初の量産EVだから仕方ないだろうが500万は法外である。
政府が補助するというのもなんだか金持ちと三菱への税金を使った
利益誘導みたいでしっくりしないなあ。
エコに乗っかって浮かれているといずれ痛い目にあう。
日本人はバブルをまだ追いかけている。
−−−−−−−−−−−