場違いな元気な子供の話

先日地元のとある会社の祝賀会があって出席した。
市長や市議会議長や協会の幹部などそうそうたる
来賓のいる盛大なものとなった。
ところが5〜6歳の男の子が最初から会場をうろうろしている。
いよいよ式典が始まり来賓の祝辞が続く。
その間も会場の通路を男の子は行ったり来たり。
たまに奇声をあげたり何かをぶつけたり。


その後、軽食パーティになり男の子の動きはさらにエスカレート。
お寿司を手づかみして、お約束の飲み物をひっくり返したり。
なぜか誰も注意もしなければ連れ去りもしない。
理由が読めてきた。
誰も注意できない人が関係しているからだ。
理事長の孫、幹部職員の子供だった。
来賓たちは、理事長や幹部の母親を「人格者」とか「教育者」と
持ち上げていたが、ほとんどの出席者は
この男の子の動きと親や祖父母の行動をみて
浮ついた美辞麗句だと感じたことだろう。
同族会社の悪い例と思われる。

それとも、この年代の子供を持つ親たちは
この程度は仕方がないと思うのだろうか。
ちなみに仙台に住む従兄弟の3歳と5歳ぐらいの子供が去年に
私のパーティに来てくれたときとても静かで行儀が良かった。
従兄弟はうるさいようなら外に連れ出すと言っていたが杞憂に終わった。
子供がみんな好き勝手に行動する訳ではない。