冬山遭難事故相次ぐ

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山の遭難事故には批判的なコメントが並ぶ。
私も自己責任と主張するタイプである。
スノーモービル遭難から助かった人たちのバカ面をニュースで流していた。
助かったこともバカ面を全国に知らしめたことも大いに結構である。
ところが、多くの批判コメント、記事を読んでいるうちに違う気もしてきた。
彼らは冬型が強くなることを知っていて、警報が出ているのを知っていて
あえて冬山に入っていったのである。
これで死んでしまうというのはその人の寿命なのかもしれない。
多くの人に迷惑をかけて死ぬというのもその人の人柄、人生なのかもしれない。
冬山が危険な反面どれだけ美しいか、上空からではあるが堪能した。
これは近くに行きたくなるわけだ。
綺麗なバラにはとげがある。
美しさと危険は表裏一体というわけだ。
私はよくバイクに乗るが、これも猛烈に危険である。
いつ事故にあって助かるのか死んでしまうのか。
精一杯気をつけているのだけど、ほんのちょっとした不注意が死を招く。
どんな死に方でも死んでしまえば寿命である。