映画国宝、を観た

3時間、日本映画、歌舞伎など私にはあまり縁が無い世界、たぶん途中で寝ちゃうか止めてしまうか、と思っていた。
ところが最後までじっくり観られた。退屈しなかった。よくできている。歌舞伎シーンは見事な映像美。
さらに最後に国宝になるのだけど、サクセスストーリーなんだけど失うものが多すぎた、という前半の悪魔との取引というのがキーワードになる。もう一つ気になったのが苦しい時期、波乱万丈なのは実は人生の前半、若い頃の苦労に集約されている。サクセスストーリーはそういうものなんだな。
先日、秒速5センチメートル実写を観たばかりだが、同じような人が出演していた。だからどうこうはないのだけど。

もう一つ、新幹線大爆破も観た。
こちらも2時間半の大作。70年代のオールスターが出ていた。私は中学生の頃映画館で観ている。それから10年に1度くらい観たくなるね。
当時、国鉄が「安全な新幹線が爆発や脱線はしない」とロケを蹴っ飛ばされてしかたなく外からのみ、もしくは模型撮影に切り替えられた。当時は精巧な模型が話題になったが。
1970年万博需要で全列車16両に。1972年に岡山、1975年に博多開業、この映画はその直後に公開、映画は博多行きになっていた。つまり撮影は博多開業の直前、新大阪や岡山行きは混雑していた時期、また、延伸によるシステム改変時でダイヤが乱れることも多かった時期、国鉄は映画撮影に余力がなかったとも想像できる。
この映画がハリウッドで大ヒットしたスピードの原案にもなっている。