テレ朝ニュース、コンプラ

テレ朝のニュースのやり方はいつも首を傾げる。なんというかバラエティ的に煽ったり、実はという感じで目を引く言葉を並べたり。
今日のニュースは酷かった。
「このコメが高い中、安く買えるところを発見。なんと500円で60kg」というタイトル。
実際そのニュースが始まると、ガチャのくじ引き1回500円、1等が新米60kgというものだった。もともと一人一回のくじ引きを安く新米が買えると報道放送するのは嘘ゆ詐欺の部類である。宝くじが200円出せば2億円もらえるというのと同じ意味。そもそもくじやギャンブルを安く買えるとは言わないだろうに。
さらにニュースに乗っかったこのイベントも悪質。ガチャであること。あれは必ず一番下のケースが出る仕組み。つまり撹拌しないのならくじとしては平等ではない。最初に1等が出たらあとの人はつまらない。つまり1等は上の方に乗せるはず。だから100人なら前半60人くらいに大当たりの可能性が低い。実際95番目の人が1等を引いたそうだ。縁日や多くのイベントも1等が1本2本程度の場合1等は半分以上はけてから混ぜるという証言もある。

お祭りについてAIの助言を参考にまとめてみた。

① 心理・社会的な理由:「非日常」への欲求
お祭りは、日常からの「解放」を象徴する行事です。
人は普段、節約・秩序・効率の中で生活していますが、お祭りはその正反対――
多少高くても構わない
多少騒いでも許される
普段しないことをしてもいい
という“例外の時間”を与えるものです。
心理学ではこれを「カーニバル的転倒(ミハイル・バフチン)」と呼びます。
社会の秩序や合理性を一時的にひっくり返し、皆で“無駄を楽しむ”ことで、精神のガス抜きをしているわけです。

② 経済的な理由:お金を使う「イベント効果」
屋台の価格は確かに高いですが、人は**「体験に対してお金を払う」**とき、金銭感覚がゆるみます。
たとえば同じ500円のチョコバナナでも、神社の灯り、太鼓の音、浴衣姿の人々の中で食べるという「体験の値段」が加わっているのです。
これは行動経済学でいう「コンテクスト効果」や「消費の演出効果」。
つまり、買うのは食べ物ではなく「祭りに参加する感覚」なのです。

③ 文化的な理由:共同体の再確認
お祭りは地域社会の結束を象徴するイベントでもあります。
寺社の祭礼でも、サンマ祭り・芋煮会でも、「皆で集まってわいわいする」という体験が目的。人は「他の人と一緒にいる安心感」を求める生き物であり、祭りはその原始的欲求を満たす機会です。
お金を使うことが「自分もこの輪の中にいる」証拠のように感じられるため、財布の紐が緩みます。

④ 現代的背景:日常のストレスと「小さな贅沢」
コロナ禍以降、人々は外出制限や孤立を経験しました。その反動で、「たまのイベントで思い切り楽しみたい」という感情が強くなっています。さらに物価高の時代でも、「年に一度のお祭りくらいは」という心理的免罪符が働き、支出が正当化されるのです。