美しい飛行機


またまた無駄遣い。ソ連のTU160、戦略爆撃機。ダイキャストの完成品が届いた、箱から出して驚いたのが大きい。そもそもの製造秘話までさかのぼるのだが同時期にアメリカではB1が設計、試験飛行をしていた。それと追いかけるのか同時進行なのか、全く似たような外見の超音速爆撃機が両国で作られていたことになる。ソ連崩壊で、軍縮予算で両国とも配備が止まってしまう。ところが90年代になるとアメリカはB1Bとして配備が始まる。ロシアも再配備となり現在に至る。話が戻るが大きいと感じたのはB1Bと比べてである。大量破壊兵器なんだけど見て分かる通り美しい機体なのである。戦争がなければ生まれなかったのだろうか。ところがどちらもお金がかかりすぎる、複雑な機械部分が多くソ連崩壊のあと引き継いだウクライナなどは整備が大変だと廃棄処分したという。というわけで時代が進むと消えてしまう悲しい美しさである。