本当は年金の問題も大切だと言うのだけど、すでに破綻した年金制度。なんとか税金を投入しての無理矢理の運用になっている。そもそもが人口ピラミッドの形が将来どうなるか何も考えずに作った制度、動き出したら止められない変えられないという実は戦前から変わらない政府のシステムが存在する。このシステムを変えると甘い汁をすう一部の人が困るからと変えられない。ところがである。会社で言えば倒産、もうにっちもさっちも行かない、国民に嘘の上に嘘をついても隠しきれなくなるまで続く。3.11の原発事故がこれまでの原発推進の政策が間違っていたことを国民は痛感した。今回の米騒動は1993の米騒動から続く農政の怠慢が爆発しただけ。いつかは起こる。それが去年の地震をきっかけに起きただけ。震災後のトイレットペーパー、コロナのマスク、平均より頭の悪い国民は他人に迷惑な独り占め行動を取りたがるのである。そういう意味では富が集中するような破綻するような政策がなぜまかり通るのかわかる気がする。目くそ鼻くその関係だな。
さて、昨日の備蓄米放出騒動、私も巻き込まれたかったがかすりもしない。ネットは速攻で売り切れ、販売店は前日から雨の中を並んだ人のみが2000円のコメを買うことができたそうだ。小泉劇場の方向性は間違ってはいない。荒療治で流通の流れを変えたいと。農家は4000円以上の価格を望んではいない、一時的に儲かることが正しくないことを体感しているからか。農家も政策に翻弄された上に儲からないからだろう。美味しいところは別の人が持っていってしまっている。お陰で儲からない、後継者はいないということに。小泉は今回の流通だけでなく歪んだ農政の改革をしたいのだろう。特にコメ行政は今回のことがあっては困る。となれば政府が今回のように最終販売価格を決めるしかない。国民と農家が文句を言えない透明性が必用。おコメに関しては経済の法則から分離、一種の配給制だな。昭和の中期までは専売公社が似たような事業をやっていた。確かにタバコの価格や値上げに文句を言う人はあまりいなかったし。
どこかの党首が「どうせ動物の餌」と発言して炎上した。政治に関わる人は与野党にかかわらずそんな気持ちでおコメを見ているのだろう。自分たちだっておコメは食べるだろうにと思いきや、先日の全農相の発言通り彼らは買わないで上納されるおコメを食べているだけだ。全員とは言わないがこれだけ米騒動が深刻になっても当初は備蓄米放出もしないと呑気に傍観していたことからもよく分かる。流れからすれば貧乏人はカップラーメン食っていろということだな。米離れかどうかの問題ではない。大好きなご飯が食べられなくなるのは国を恨むしかない。ロシアやイスラエルなどの非人道的な国を恨むように。コメ農政を食い物にしてきた奴らは戦争起こす人と同罪だな。