備蓄米「随意契約」大手スーパー「イオン」「ライフ」や「ドン・キホーテ」
備蓄米892円で売却→HPで暴利つり上げ牽制 一般的マージンで小売2160円(税込)
田崎史郎氏 江藤前農水相をバッサリ 小泉進次郎氏と比較
備蓄米流通の混乱めぐり、大手米穀卸が「コメ卸は多くの利益を得ている」に反論
JA農協は小泉進次郎を鼻で笑っている…「備蓄米5㎏2000円を目指す」コメ担当大臣でも値段は下げられないワケ
などなどのYahooニュース。
小泉劇場は今日もほとんどのニュースでトップ扱いである。悪くいいたい人もいるのだろうが、そういう人はこれまでの曲がった農政に乗っかって甘い汁を吸っていたことがバレるので言えない。農家は高く売れることは歓迎だが今回のような事件となると農政やJAに乗っかって間違った方向に進んでいたことに気付かされたわけで。農家も汁を吸われた被害者という人は多い。
3000円台なのか、2000円台なのか、2000円なのかと私達も小泉劇場に乗っかってしまっている感が強い。私が考えているのは価格ではない。その2000円のコメを買えるかどうかである。2000円なら30kgくらいまとめ買いしたいところだ。それは誰もが思うこと。1家族1つとなるだろう。それでもカルローズよりはるかに安いとなれば並んでも買うだろう。並んでも買うとなれば悪い中国人を中心にした転売目的で並ぶ人も多かろう。結局、仕事のない健康な人しか買えないのではないか。我が家のように介護、看護あり、自分も不健康となれば早朝から5kgのために並ぶのは無理。昼前には売り切れだな。翌日も売るにしても30万トンは国民消費の1ヶ月分にもみたない、1時的な量。もしかしたら私には安いコメは手に入らないのではないか、と心配している。
テレビでも専門家が言っていたことだが、そもそもの話。
日本の米の年間消費量は796万6,000トンで、生産量781万6,000トンを上回っています。しかし、1人当たりの年間消費量は55.2キログラムと、他のアジア諸国に比べて大幅に少なく、減少傾向にあります。ということから考えて、今回の米騒動は未来の農政を考える良いきっかけになったのではないか。安ければ農家が困る、高ければ国民が困るという当たり前の問題対策を怠り減反と補助金という安易な策で、富をJAに集中させて、農家の高齢化廃業に無策。20年前の年金破綻問題に続く政策の破綻である。