18週ぶりにコメ価格「19円」値下がりも…コメ流通専門家「5kg 2000円みたいな世界にはおそらく戻ることはない」
というYahooニュース。
先ほどスーパーや大型薬局でコメを見てきた。気がついたのが金額よりブランドである。コシヒカリとかあきたこまちとかゆめぴりかとか全国区の銘柄が5kg4200から4800円(税抜き)で売られている。テレビで去年の2倍などと適当に言っているがそもそもコシヒカリなど去年も一昨年も高くて買っていない。俗にいうブレンド米、余ったコメを適当に混ぜているものを食べていた。そういうお買い得なコメは米騒動以降見ていない気がする。多分だが大量買いの飲食関係の業者、もしくはそこに卸す業者がとっくに買い占めているのだろう。残ったのは逆に単価の高いブランド米ということか。一部の専門家が「適正な価格」と言っていたが確かに魚沼などのブランド米なら5kg4000円台ならそれほど高価というわけでもない。もともと金持ちが買うものだからね。
ただ、先程のスーパーで価格のところに「1家族あたりの数量制限なし」と書かれていた。
先日イオンがカルローズ米を3000円で全国のイオンに、というニュース。
どこが先にやるかと思っていたが最初に外米に手を付けたのはイオンだった。つまりこれは政策やらJAやらへの宣戦布告でもある。当然売れるだろうし、これでもいいとなれば秋以降も売れ筋となる。さらにトランプ絡みの輸出入問題もあるから農水省も簡単に嫌がらせができない。
そもそものきっかけは政府米を20万トンも放出して出回っているのが2%、それを精米やら輸送の問題で仕方がないとほざいた大臣。つまり政府とJAとでは利益ばかり吸い上げて流通を抑えて肝心の価格は高いままということに多くの人が気づいたわけだ。
すでに外食では外米は多く流通しているようだし、いまさら日本の食糧安全保障も聞いて呆れる。結局末端の国民が値上がりにあえいでいるだけ、金持ちにとってはたかだか数千円の違いでしかない。