昨日の月


久々に月を見た気がする。
細い月の左に夕方の明るさに負けずに光っていたのが木星、さらに左にベテルギウス。冬の星座がいよいよ見えなくなる。もう5月だからな。月は盛大に地球照を見せていた。カメラの画面には地球照を鮮やかに捉えているが写真としてみると全然見えない。レタッチで少し輝度を上げている。
適正露出はこちら。これでもカメラの露出計よりプラス3くらいの補正だが。

フジテレビと親会社が8つの改革案発表 企業理念「楽しくなければテレビじゃない」から脱却
というYahooニュース。
いろいろあって結局経営陣トップの頭をすべて入れ替える結果に。物言う株主も黙っちゃいないそうで。フジテレビの理念である「楽しい」という意味ではいろいろ話題を提供してくれて楽しいテレビになっているのではないか。そもそもテレビが楽しくなくてどうする。1980年までのテレビは(今でもその傾向は強い)何かの枠組みの中にネタを当てはめていくような番組ばかり。娯楽が少なかった時代だから良かったのだが「楽しい」は同じことをやっていれば「飽きる」と同じ意味。フジテレビは当時新しい発想でこれまでの古い番組を、という時代が80年代中盤から。ザマンザイやひょうきん族や女子大生、女子高生の番組など新しい「楽しい」を作り出してきた。指摘されている日枝の旧体制、本来の楽しいがとんねるずSMAPなどの才能に依存してしまい実は枠にはめる番組作りになってしまったことだ。さらにダメージを加えたのがコンプラだろうね。そもそもコンプラをぶち壊すことが「楽しい」の近道だからね。
先日のMXの5ジムで「下ネタ言えて最高」というゲストがいた。低予算でも面白い番組が作れる見本だが大手にはできないか。ニュース番組も娯楽的要素を多く含んでニュースネタをCMマタギ、これが伝えたいことやりたいことなのか。中国の動画サイトからおもしろ動画はほぼ毎日、フジテレビを批判して自分たちはどうしたいのか。先日TBSで不適切ナントカが発表。さて、みんなで叩いてスポンサーを降ろさせるのか。これが令和のコンプラってやつなのか。