
月の出が未明になった。3時頃トイレに起きたときに窓に月明かり、南東の空低く月が見えた。
今日の映画評は日本映画2つ
シン・ウルトラマン
楽しみにしていた。ウルトラマンをどう解釈してどう表現するのか。まず設定はほぼ原作に忠実に進行していく。隊員がウルトラマンになった理由などは原作に準じている。対決シーンに関して現代の映画なんだけど昭和に寄せた表現というところか。わずか2時間で顛末まで盛り込まなければいけない。それがテンポよく無駄なシーンが少なく見やすくなっているように思える。ウルトラマンの表現もカラータイマーをなくしている。最初は違和感があったが自分の体調、エネルギーをランプで表示する方が実は不自然だった。そう思わせる表現だった。
ラストのゼットンの表現やエンドの終わらせ方もこんなものではないだろうか。がっかりさせない作品になっているが練りに練ったという出来でもなかったな。
Fukushima50
これも大作日本映画、になるのだろうか。史実に忠実にドキュメント作品として作られている。役者も一流を揃えていて文句のつけようもない。佐野史郎の総理大臣役は狂気に近い表現、多少誇張はあるにしても当時の総理や官邸が原発の関係者を邪魔したことは史実である。原発関係者の必死の努力と原子炉の関係についても結びついていないことも表現されていたのがリアルである。電源喪失、水位低下でメルトダウンを起こした原子炉がなぜ爆発しなかったのか?
現炉内の圧力が通常350kPa、それが800kPaまで上がったという表現。私のような素人でもわかる程度で考えた。中学で1気圧を1013hPaと習う。ヘクトというのは100という意味。つまり101300Paとなる。キロは1000という意味だから、101kPaが1気圧。つまり原子炉内は3気圧から8気圧に上昇したということ。軽量アルミ合金でできた旅客機が耐えられるのは1気圧ちょっと。クルマのタイヤが2気圧台、原子炉となればもう少し頑丈にする必要もあるのかな。
もし原子炉4基が爆発したらチェルノブイリ原子力発電所事故の10倍の被害、帰宅困難地域は神奈川にまで及ぶことになる、と聞いてぞっとした。