ガソリンは「ガス欠ギリギリにしない」が愛車に優しい!! 愛車の寿命を伸ばす運転術
のようなYahooニュースをよく見る。
ガソリンの残量管理についてはいろいろな意見がある。
残量少量派
積載量が増えれば重量増、燃費やサスに負担がかかる。というが、満タンにしても細い女子1人分。私から見れば3列シートのクルマを3列座って走っているクルマを殆ど見ない。使わない座席を何個も積んで走っている方が重量の観点から良くない。ガソリンは減るがシートは減らない。
満タン派
タンク内に空間が多いと空気中やガソリン内の水分が結露してエンジンに負担がかかる。ガソリンスタンドにいく回数も走行距離になる。余分に走ってガソリンを無駄にする。
ゆっくり走るかある程度ペースを上げて走るか。
ゆっくり派
安全運転、エンジンやサスやブレーキに負担をかけない。と考える人は多い。法定速度はゆっくりと同じ意味だから遵法という考え方からもいい。が、内燃機関は回転数とトルクやパワーに相関関係がある。加速時にある程度回転数を上げたほうがエンジンにはよい。一昔前は低回転だとノッキングしてシリンダーやピストンに良くないとされていたが、今は電子制御でとくに問題はない。
ハイペース派
自動車は動く機械なので動かしたほうが調子はいい。回転数とトルクと燃費のバランスは一定速度ならどの領域でもいいが加速、コーナリングでは理想の回転数、速度がある。信号無視は良くないが、歩行者信号がチカチカしているのを見たときブレーキをかけて減速するゆっくり派には閉口する。ちょっと速度を上げて通過したほうが燃費にもいいし、道路の流れも良くなる。一度信号停止、アイドルストップ、発進でバッテリーに負担、さらに静止摩擦力に仕事をするのはエネルギーの損失になる。ゆっくり走っているのにそんなに燃費が良くないのは無駄な運転が多いからだ。
ただしよく記事に書かれているようにスピードの出しすぎはサスペンションやブレーキに負担がかかるのでマイナスになる。
どんなに安全運転だろうが、大雪の日に出歩いてスタックしたりスリップしてぶつかる、道路の陥没に気づかずタイヤを穴に落としてしまうドライバーは論外。何年も大切に運転していてもその一回のミスですべての行為は無駄になる。