国民が、企業が望んでいることを何十年も壁にしてきたのは結局政府ということだ。
8兆円の減収が気に入らないらしい。
税金を取り立てるために民衆を苦しめるというのは100年200年前でもあったような話。つまりなくならないのだろうね。
80年前は「贅沢は敵だ」と国民から金属までも取り立てた。もちろん命も取り立てた。
江戸時代は幕府の財政が厳しくなると農民から年貢を取り立てた。
戦国時代の徳川家康も三河で反乱を受けている。
江戸後期大塩の乱では役人や一部の商人に利権が流れているというのが反乱の理由になっている。
今回も8兆円の減収と言うがここ数年税収は過去最高を続けている。本来なら多少税収が減ってもチャラになるはずなのだが、江戸時代と同じで利益が一部の人達に流れていってしまっている。富の集中ってやつだな。それを批判すれば行く先は共産主義になってしまう。それじゃ共産主義国家は貧富の差がないかと言えばそれは逆、一部の権力者に富が集中している。80年前の大戦末期の日本でも軍幹部が高級な酒を飲み飽食だけでなく金塊を隠し持っていたことも有名だ。
いつの時代もどこの国でも金持ちがお金を稼ぎ無駄に使うことが国を支えているということか。庶民の主婦や子供が103万円以上稼ぐと何万円損する、なんて話は役人や金持ちには大した問題ではないのだろう。
本当はもっと働いて厚生年金の対象になってその分将来もらったほうが現在の手取りも未来の年金も少し得をするという試算もあるが、目先の5万10万の損に目が行ってしまって結局少ない収入に甘んじている。
ただ、自分の給与明細を見ると給与から税金や社会保障費が4割近く抜き取られている。額面40万としても振り込まれている手取りは24万である。天引きされたうちの数万円が手元にあれば、先週高くてあきらめた1200円のお刺身も柔らかそうな100g600円の牛バラもクリームがはみ出している450円のシュークリームも食べられるのだけどね。