夕刻のホラン千秋が出ているニュース番組を見ていた。
全国ニュースの内容は他局と変わらないが、途中からバラエティになる。大抵が買い物かグルメなんだけど今日のTBSはちょっとだけ良かった。
新語流行語大賞ノミネート
30個並べてスタジオであーだこーだ言うコーナー。面白いのが「この言葉知ってますか?」というところで全員が「知らない」というリアクション。報道の最前線、さらに動画サイトから抜き取った映像をニュースとして伝えるくらいなのに、ネット用語になると全員が知らない、となると新語流行語ではないのでは、と首を傾げたくなる。
これは私の私見だが、オリンピック絡みが1/4以上になるのはいかがなものか。テレビでしつこいくらいに取り上げて「みんな知ってるだろ」的な新語流行語が多いのは作為を感じてしまう。まあ大谷くんが大賞になるのだろうけど。
貯蓄はいくらですか
各世代の貯蓄額の中央値を見ながら特定の家庭を取材する。ほとんどが少ない家庭を選んで「苦労しています」的な構成にするのはいつものこと。
シングルマザーで4人の子育て、というわかりやすい家庭。スーパーに行ったら割引シールを買う、というのが決まりだという。「あら半額、やすーい」と手に取ったのは1000円ぐらいするお刺身の盛り合わせ。「おいおい半額でも500円するよ」と思わずテレビに言ってしまった。詳しくはわからないが別れた旦那の仕送りが多いのか、マザーの会社の給料がいいのか、そもそも子供4人でシングルになるような女性だからそれなりなんだろうね。節約の心は子どもたちの将来につながると思うが、後先考えないでその時の感覚だけで物事を決めてしまう短絡的な性格は伝わらないほうがいい。
爺さんたちのインタビューで「貯蓄0円」と答えた爺さんは少ない年金を宝くじに託していると言う。番組的には暗に「だから0円なんだよ~」といいたいようだが。
スマホの月のデータ量は何ギガ
なんと平均が24ギガだとか。スタジオにいた演者たちも40とか100とか150とか言っていた。メインキャスターだけが2ギガと答えて「???」という雰囲気に。ちなみに私の先月の使用を調べてみたら400Mだった。私は3Gプランで月に1000円弱(通話料込み)支払っているが。まあ私は仕事しているときも会社のPCで検索とかできるし、家では光があるし。インドアの仕事ならそんなに個人で使うこともないような。若者は一日に何時間も動画サイトを見まくるという。もし、自分の子供が月に40ギガとか言っていたらぶっ飛ばしてスマホは取り上げるだろうなあ。
別の考え方もある。月に40ギガとか100ギガとか使うということは、毎日4時間以上スマホで動画を見続ける必要がある。無職ならそれも可能だろうが、学生だったり仕事をしているとすれば1日はそれで終わりだ。つまりスマホ以外にお金がかからない。実はものすごく安上がりな生活なんだな。年寄りが1日中テレビを見ているのと一緒だ。電気代とNHK受信料しかかからない。ギガを使えば使うほど貧困ということになるのかね。