昭和の人には、それも昭和中期までに生まれた人なら10月10日は特別な日である。
戦後の荒廃、米軍の進駐、戦中から戦後に起きた大きな地震や台風災害、経済成長とは名ばかりで都市部の粗悪な住環境、サラリーマンが増えたせいでの異常な混雑の通勤電車、サザエさんやカツオやちびまる子ちゃんたちはそれなりに高度成長期を楽しんでいたが、勤め人のお父さんたちはその歪のど真ん中にいたわけで。それが昭和39年を境に少なくとも社会インフラは突然変わった。
東京五輪の組織委員会は開会式をいつやるかで揉めていた。10月の初旬は秋雨前線で雨が多い。そこで気象庁から過去のデータを取り寄せたところ10月10日だけが晴れの日が50%以上という、特異日だった。他に頼るデータや意見もなくこの日に決定。
1964/10/9は夜まで本降りの雨だった。ブルーインパルスの隊員も含めて明日の開会式は雨だと思っていた。が、天気予報も外れて晴天となった。とよくここで書いていることだが。
さて、2024/10/10はというと。天気予報は曇り、太陽も見える曇りという予報だったが。ほぼ当たっていた。朝は晴れていたのではずれかと思ったが、雲が増えたり、また晴れたりという天気。ギリギリ特異日通りだったということか。
さて嫁さんと11月の入間にブルー見物に行く計画を立てている。
最近、入間に行った記憶がない。物忘れがひどくなったのかと思いきや。
2023は2024/1月に日程を移動、ところが能登地震対応で中止。
2022はコロナ禍予約制の開催、ブルー飛ばず
2021 コロナで中止
2020 コロナで中止
2019は開催されて私も行っている。5年ぶりということだ。
さて、2019はどうだったかとブログをひっくり返してみたが記載がない。またまた物忘れ、行ってなかったかと今度はHDDの写真フォルダを探すと2019入間のフォルダがあった。
行ったのは前日予行。こんなにいい写真が撮れているのにブログに記載がない理由。
ああ、仕事を「頭痛が痛い」とズル休みして入間に行った。だから読者の多い同僚にバレないようにブログには書かなかったのか。
ちなみに翌日の航空祭当日は曇りでかなりコンディションが悪く、ブルーも演目を減らしたとか。こんな青空でブルーを見たのはラッキーだった。会社休んで良かったあ。
今年は各地航空祭でブルーが飛んでいるが、シーズンに入ると例の長雨でスッキリした青空でのブルーがなかなか見られないという話。さて今年の入間はどうか。