自民党総裁選挙、誰が当選するかと注目されていたが、結局当初の調査通り石破総裁が誕生した。
ほぼ予想通りということで、早速党三役やら組閣やらと人事のニュースが速報されているが、私はそれほど自民党の偉い人たちに精通しているわけではないので誰が何になろうとそれほど興味がない。大谷くんの打率のほうがよほど大切なことだ。日本の政府がと大上段で構えても誰が何になっても日本の未来は変わるわけではない。多分変わるような人を総理大臣にはしないだろう。
おまけにまるで義務のように総選挙と言っているが、本当に解散総選挙を国民が望んでいるのだろうか。適当な間隔で選挙をしなければいけない理由でもあるのかね。あるとすれば選挙のお金を当てにしている人たちかな。ポスターから看板、チラシや街宣車、選挙事務所にだるまにコチョウランまで選挙で儲かる人はそこそこいる。なんたって数週間で何十億円も血税を捨てるのだからね。あの狂想はお金を捨てているとしか思えない。テレビやネットで政見放送をしてネットで投票すれば何十万人の人が仕事を失うかな。先日の都知事選挙の混乱を見れば制度が破綻していることは子供でもわかる。さらに開票0%で当選確実が出るに至っては選挙自体が必要もない。
もう一つ、不適切な内容が含まれるので敏感な人は読まないように。
上野のパンダが中国に帰っていった。直前の今週は毎日パンダにお別れの人が上野に長蛇の列。開園前にパンダは見られないとの告知。パンダは私の世代から人気のある動物だ。子供の頃にカンカンランランが上野に来て大フィーバーだった。というわけで子どもたちが悲しむというのならなとなく同調できるのだけど、テレビに出てくる列に並んでいるのはオバハンばかり。それも平日に時間がたっぷりあって早朝から並ぶことができて1分半の観覧で大満足できるオバハンである。ここからは私の独断だが、オバハンはそれほどテレビの大画面で「あー素敵だ」という人が一人もいないのである。どうしてパンダが大好きなオバハンはそれほど美人ではないのか。もっと美しければパンダなんかよりもっと夢中になれたことがあったのではないか。でも刺繍やパッチワークではもっとインドアで憂さばらしができない、などなどの深い理由がそれぞれの人生にあったのでは、などと想像を膨らましてしまった。
若い男性だと2次元や地下アイドルの走る、おっさんだとギャンブルやアルコールに向かう、というのと似ているのか。かくいう私もこのあまり素敵ではない集団なので。ただ、私の部類はニュースで取り上げられたりインタビューを受けたりイイネが何百もつくような人たちとは違う。そもそもテレビに出てくるというのは面白がられている人達ということ。それも一つの自己顕示欲なのか。