コンビニがテーマだった。
より良いサービス、品質の向上などまあ多くの人が知っているだろうネタをやっていた。
全国ではどうかわからないが都市部では同じ系列の店舗が数百mの距離で存在。駅チカでは通りを挟んで道の両側にあることもある。もちろん利用者がいるからたくさんあるわけで。
都心では仕方がないこと。オフィス街でおにぎりやポテトチップを入手するのは難しいだろう。便利なのである。
FBやXのリールなどで戒めめいたミニ知識をよく見る。嫌われない方法とか言葉遣いとか出世する人のタイプとか、その中で目に付くのがお金持ちと貧乏の対比。ほぼ必ず出てくるのか「付き合いだけの飲み会や会食」「コンビニ利用」である。我が家は都市部とは言っても郊外なので駅の近くや街道沿いに大きいスーパーがある。2割引きとか半額のシールを探して彷徨っている。たまにコンビニ利用すると価格に驚く。98円のおにぎりが140円、99円の缶チューハイが140円、350円の弁当やスパゲティが560円。どう考えてもスーパーの方がお得だと思うのだけど昼前後のコンビニでは弁当や飲み物が飛ぶように売れている。スーパーより高額なのは明白、24時間営業のための人件費と光熱費を昼間に来る人が負担しているわけで。タクシーや一部の飲食店のように「深夜料金」を取るべきではないのか。どうせ客は金持ちだし。
一部コンビニオリジナル商品で美味しいと評判のものもあるだろうから、それが欲しい人は仕方がない。でもね「コンビニが近くにないと生きていけない」とよくいう人を見かけるがお金に困っていないのだろうな。
さらに番組では無人店舗の紹介、カメラやセンサーやAIや通信機能を使ってセキュリティにも配慮して実現している。が、その大本にあるのは人件費の節約であってユーザーにメリットはなにもない。便利ではない。
コンビニが本当にコンビニなのは小売ではなく、公共料金や税金の支払いや多機能なATMや通信機器が使えること。中には郵便ポストや宅配便も使える。過疎地の郵便局問題や買い物問題があると聞いているが、コンビニ1件あればすむ。もちろん企業としての利益は出しにくいだろうからそれこそ公共サービスの予算を使えばいい。
過疎地の水道問題はよくニュースになるが、コンビニで20Lで売ればいいのではないか。過疎地で井戸もないようなところは仕方がないことである。便利を追求するというのはそういうことだ。