どこかの知事の〇〇問題

最初はパワハラ、その訴えのもみ消し、から始まって今では百条委員会で何をもらったの、机を何回叩いたかなど追求されている。
テレビで橋下元大阪府知事のコメントが参考になった。

選挙で選ばれるような仕事の人はたいてい偉い。
大なり小なり知事ともなればお山の大将、威張っているというよりは部下がそそうのないよう気にしている、ということらしい。おつきの職員が上げ膳据え膳やってくれるそうなんだ。エレベーターで待たせることもいけないという。(橋下の場合は超有名人だったのでおつきのSPがいたそうで同じ場所に滞留するのは良くなかったらしい。)
ところがそれに慣れてしまうと、自分が偉いと勘違いしてしまうということだ。人間的に小物なんだろうけど、そんなに大物がたくさんいるわけもないし、あるあるなんだろうね。

夜中にメール
橋下の話ではよくあることだそう。特に橋下のような超有名人だとスケジュールも分単位。部下にメールで指示出すのも遅くになってしまうと。ただ、公務となれば勤務時間の問題もあって、返信がすぐにないからとパワハラするのは時代遅れ。

元官僚
霞が関界隈で働く人にそもそも勤務時間なんて考えはないとかよく聞く。プロジェクトや国会などタイムリミットのあるものは大変。私は若い頃こんな苦労をして偉くなったのだから、部下に対してもそのくらいの、、という部活の伝統みたいな考えで仕事を押し進めるのも時代遅れ。

おねだり体質
タダでくれると言われればもらいたくなるのは人情である。タダほど高いものはないことに気づくのは人それぞれだが、知事になるような人ならもう少し早く気づいても良かったかもしれない。東大卒のエリートでも育ちが悪いとこういうケチくさい話が沢山出てしまう。
昭和の頃、盆暮れに贈り物をする地域に転勤したことがある。たくさんのお中元が届いたりしてびっくりしたことがあった。知らん顔したら翌年からピタッと来なくなった。(笑) 私は貧乏症でケチくさい人間だがタダのものが怖いことはなんとなくわかっていた。何かを修理してあげたり、仕事を肩代わりしたり手伝ってあげたあとにいただけるものは喜んでありがたく受け取る。カニをもらったことはないが。