この20年、24時間テレビについては疑念や批判が高まっていった。そして、タレントのギャラなどが取り沙汰され、ついにというか着服問題が起きた。それでも日テレは強行し続ける。実はこのマスコミが日テレ批判するのは同じ穴のムジナ、批判することで読者の共感を得て、日テレはそのおかげで番宣ができて、炎上することで視聴率が増えて、強行したことで寄付金が集まり感謝される。つまりwinwinの関係なんだろうな。
おかげで日テレはハードルが下がり多少ラフな番組でも「24時間テレビだから」と片付いてしまうわけで。ある意味王道のやりかたなんだ。司会者は毎年変わってもおかしくないから毎年ちょっと違う雰囲気が出せるし、人気アイドルならそれを見たいがために一定の視聴率は取れる。最高で10%台、平均で5%でも普段のくだらないバラエティ番組と大差ないので失敗というわけでもない。
どうせ土日などつまんねえ再放送みたいなのばかりでライバルはほぼいない。数字が高いTBSのブラックペアンに被せない、など工夫されている。
マラソンも問題点はないかと批判する人もついつい見てしまう。批判する人は実は好きの裏返しでもある。嫌なら見ないからね。
本気で日テレが身障者のためにというのなら、パラリンピックを12時間くらい、月曜からもゴールデンで放送すべき。そこまで視聴率無視で身障者の応援をするというのなら私は納得するけどね。もともとが偽善だから視聴者を納得させる気もない。(笑)
パラリンピックでも日本はメダルラッシュになるだろう。もちろん選手の努力が称賛されるべきなのだが。実は身障者への税金の使われ方もある。日本はとても恵まれている。公共の施設でもバリアフリーが考えられているトイレやエレベーターなどいくつも見る。使用頻度と投入した金額とのコスパは猛烈に悪い。なのにほとんど使われない、それでも障害者のためにといろいろなお金が投入されている。後進国では障害者スポーツにメダルを取れるほどお金を投入するのが難しいだろう。日本がメダルラッシュになるのはそういう意味で障害者の保障がしっかりしているのだろうね。
私の人生で補助金などもらってやりたいことができたという経験はないな。今年もとんでもない金額の税金やら社会保障費を支払っているけど。