週明けブルーな月曜日

週末の雨はひどかった。私の住む地域でも24時間雨量が200mmを超えた。
200mmを超えるのが東京地方で広い地域でというのは台風も含めて珍しい。
我が家近辺は大したことはなかったが、道路をバイクで走ると路肩に小石が溜まっていたり、畑のある地域では道路一面土で覆われていたり。
いつもこういう天災があると書くのだが、浸水した地域に住む方にはお見舞い申し上げる、と同時に、引っ越したほうがいいのではないか、と助言したくなる。
水深1.5mの浸水で被害に遭われた方は、あと1.5m高い土地に住めば事なきをえたことになる。わざわざいろいろな理由で低い土地に住んでいるのだから、ある意味仕方がないのではないか。色々な理由はあるのだろうけど命を落としては、大切な家族が死んだとしても、その理由を押し通すことができるのか。
近くに田んぼがある土地に住んでいるというのもほぼ同じ。田んぼは畑のように水を吸い込んではくれない。大雨が降れば、近くの川があふれれば必ず浸水するのである。それでも住み続けるのは命をかけているのと同じ意味だ。
もし自分の親族、甥っ子や姪っ子がそんな土地に新築一戸建てを建てると聞けば、「やめろ」と強めにいうだろう。せっかく見つけた物件、せっかく頭金も作ったのに「やめろ」といえば嫌われることは間違いない。が、その心配はない。すでに親族に嫌われている。(笑)

マイナンバーカードのトラブル。
まあ一つ一つは大したことがない。そもそも平民の個人情報など漏洩の心配するほどの価値はない。紐づけトラブルなどバカマスコミは大々的に宣伝している。
もしトラブルが多く起きたとしても大した問題ではない。多くの専門家がコメントしているようにわずか数年で8000万枚発行したというのである。その1枚1枚を戸籍、税金、年金、健康保険と紐づけするというのである。日本には1億人以上いるのである。その情報を、、と考えれば無理があるのが当然。よくぞこの程度で収まっているというのが私の評価だ。
2000年前後に持ち上がった年金未納問題、さらに年金制度破綻問題。これを立て直すだけで20年近くかかっているのである。それを1枚のカードで集約するというだけでも大事業であるわけで。もちろん文系東大卒の偉い人たちがシステム構築にどれだけかかるかなど頭の片隅にもなく、予算と業者の選定だけでなんとかなると思っている。
実際はトラブルの発生率は適当な試算だと1万分の1以下。1万枚に1人、1000万人で1000件程度のトラブルなら大したものだと評価すべきである。こんな形でキャシュバックみたいな下世話な汚いやり方ではなくちゃんと利点を説明して数年で8000万枚となれば実は優れたシステムなのかもしれない。
実際、私のような一般市民がマイナンバーカードを取得して得をすることはない。得をするのは請け負ったシステムの会社と一部の業務が簡素化された役所の人だけである。損得勘定をすれば私達には損なカードである。つまり別の人が得をしている。ただそれだけのニュースである。