東海道線ストップ

先日の朝のこと、東海道線前線が止まっているという速報を見た。
帰宅してニュースを見ると、運転手が信号を見誤り東海道線を貨物線に進入させてしまったとのこと。
おもしろいのは、貨物線に誤進入してもATSは作動しなかった、多分青信号で進んでいるので止める必要がなかったのだろう。閉塞区間に他の列車がいなければ事故は起こらない。
ここで、さらに面白いのはこの列車を止めなかったこと。朝のラッシュ時で後続を止めて、ポイントを手動で切り替えてバックで本線に進入して通常に戻るには時間と手間がかかりすぎると判断したのか。列車はそのまま東海道貨物を走り続けた。多分、運行本部では止めることなく走らせてどこかの駅に軟着陸させたかったか。路線図を見ると、、ここからはヤフーニュースから引用。

そもそも、この電車は大船駅から戸塚駅横浜駅、川崎駅を通り、品川駅へと向かう予定でした。しかし、実際に走ったルートは大きく違っていました。衛星写真を見ると、貨物線はしばらく東海道線と並走していますが、東戸塚駅の先で分岐。さらにたどると、画面から消えます。
 先頭車両に乗っていた男性:「途中のトンネルは、ずいぶん長かった気がする」 実は、ここから電車は長いトンネルに入る貨物列車専用のルートへ。相鉄線の羽沢横浜国大駅付近で、いったん地上に出た後、再びトンネルに入り、鶴見駅付近でまた地上に出ます。
 東海道線と並びますが、ホームがないため駅には止まれず、およそ30キロ離れた横須賀線武蔵小杉駅まで、ノンストップで走り続けることになったのです。

武蔵小杉駅の表示板には表示されることのない「東海道線 東京行」と表示されて多くの人がカメラを向けたらしい。急いでいる乗客には迷惑な話だが、マニアにはたまらない小旅行になった。
さらにこの判断のおかげで東海道線は一時ストップしたが遅れは最大30分程度であったとのこと。