介護送迎車の死亡事故

3月31日である。普通の職場なら年度替わりの準備で忙しい日なんだけど、私は異動決定のため、自宅で書類書きとなった。
しっかり寝坊してやろう、と思っていたがなぜか普通に7時前に目が覚めてしまう。とは言っても、しっかり布団の中で1時間うとうとするという究極の贅沢である。

朝のニュースを見ているとトランプ氏の起訴などの情報があったが、気になったのは介護送迎車が田んぼの真中で事故を起こしたというニュース。80歳のスタッフが死亡したという。気になったのはこの人が運転していたかどうかだが、テレビでは触れていない。ネットで調べると介護スタッフで運転手ではないという、不確かな情報だが。どちらにしろ、老人介護に老人を使うという究極の就労形態だな。
そしてその事故原因、見通しの良い直線道路、90度直交する道路の交差点。見えていないことはありえない。見ていなかったのか。ここで出てきた言葉がコリジョンコース現象。常に同じ角度で相手が見えているために止まって見えている。というのだけど。私なら進路に対してクルマが近づいているということは認識できるので、アクセルは緩めるよなあ。この状況でほとんどのドライバーが事故を起こすとも思えない。視力、距離感、スピード感、運転操作の速さ確実性、が衰えているドライバーの事故だと推測している。

もう一つ
千葉県市川市の江戸川土手で3歳の子供が行方不明というニュース。
いつものようにちょっと目を離したスキに、という親の証言である。
私が食いついたのは江戸川。もう1年ぐらい経っただろうか。松戸市で6歳くらいの女の子が行方不明、江戸川土手で最後の目撃遺留物、結果は市川市の江戸川で遺体で見つかったという事件。
江戸川には子供を引き付ける魔力でもあるのだろうか。
子供の水の事故は命を失う可能性が極めて高い。親は目をはなさないようにするのも限界がある。さらに子供が小学生にでもなれば目は離しっぱなしである。ポイントは躾だ。近くに川や池があるのなら、危険だから近づかないとくどく言い聞かせるしかない。
そしてこの手の事故を防ぐには、水の近くで子供を遊ばせてはいけない。川沿で花見やBBQなど以ての外である。大人がわざわざ危険地帯に連れて行くのは間違っている。