園児バスに置き去り死亡事件

ここ数日、相次いで起きている送迎バス置き去り事件だと断罪されている。
もちろんこんな悲惨な事故はないことが大前提なんだが、記者会見を見てもわかる通り、あんなおじいさん園長がもしくは理事長がバスを運転しているというのもちょっと首を傾げる。それに事件の理由検証と言っているが、単純にちゃんとチェックしていなかったというだけだ。良く言えばヒューマンエラー、悪く言えば確認しないできないアホと言うことだ。どちらにしろ事件は起こるべきして起きた。ただし、この保育園幼稚園で複数回似たような事案があったとすればそれこそ体制を批判されるべきなんだが過去に不幸な事例はないようだ。
ヒューマンエラーはどうしても何百万分の一で起きてしまうのである。これだけ母数が大きくて分子が小さいと確率的にもしくは統計的に0にはできないのではないか。
最終的にはそのバスにいるヒューマンがエラーしないように心がけるしかない。最後は精神論だな。

東京五輪汚職事件
森喜朗会長が検察の聴取をうけたとニュースになっていた。
何度もここで書いているが、社会的に地位がある、成功したように見える人がイベントに夢中になるときはたいていがお金のためである。企業がTVCMに五輪マークが使えるとか、公式スポンサーになったとかで大儲けできるとすれば、それを決めた利権にお金が流れるのはそれほど珍しいことではない。東京五輪を決めたIOCのお偉方にどれだけお金が流れたか、だって検証しているとは思えない。それにしても、真面目にスポーツに取り組んでいる人たちを足蹴にするひどい事件である。
まあ、こんなうまい話は何十年に一回、また何十年後に起こるであろう。畑の害虫を薬を使わず一匹ずつ指で捕まえて潰していくというのと同じだ。害虫を全部を退治することは不可能だな。