今週の月


雨の日が続いた。週の後半になると帰宅して風呂入って一杯飲みながら飯食ったらテレビの前でウトウト。気がつくと22時過ぎ、ちょいとおつまみとともに一杯(これがデブのもと)、である。
というわけで最近木金のアップが空いていることがおおい。
先日日没前後に月の撮影。上弦の日は天気が悪かったので1日あとの月だと思う。最初はカメラの露出で撮影。空の青さも出ていて色味としてはこれがいい感じ。
天体写真としてはもう少し露出を絞った方がいい。それがこちら。

翌日も晴れたので帰宅後に撮影。

もう一つ
音響機器名門、オンキヨーが破産したというニュース。
昭和のオーディオブームからオーディオで生きている私にはそれなりの感慨がある。ショックーとか悲しーという大きな感情とはちょっと違う。すでにトリオケンウッド、三菱ダイヤトーン、松下テクニクス、日本ビクターなど消えたり縮小したオーディオメーカーは数多い。中学生の頃初めて購入した高級オーディオのスピーカーがオンキヨーだった。パイオニアダイヤトーンのような派手な音作りではないので中学生の私には物足りなさを感じたがフラットな再生の大切さを教えてくれた。実はこの後オンキヨースピーカーは方針転換でドンシャリ傾向の強いものになっていったけど。
高校生くらいの時にアルバイトをがんばって勉学をおろそかにしてヤマハの1000モニターをゲットした。派手な音作りとフラットな特性を併せ持つ傑作機。
話がそれた。
オンキヨーはこのところは優れたデジタルアンプを作っていたが、高音質のマルチチャンネルアンプを必要としている家庭はそれほど多いわけでもなく、商業ベースに乗らなかったのだろうか。
多くの日本人は外国製の高価なスマホをありがたがり、音楽はイヤフォンで映像はスマホの画面で満足してしまっている。新しいネットオーディオの世界では日本メーカーの技術の蓄積のアドバンテージもなく海外からの製品が流れ込みこの辺で限界になったか。