環境問題の落とし所

このまま文系のお役人や政治家に任せていては血税の散財は間違いない。
もう少しまともな人に進めてもらえなければ人類が危険になる。
その1 カーボンフリーの落とし所
要は石油石炭を使わずに、というのがポイントなわけで。それを内燃機関はダメだとイコールと思っている。すでにアメリカのカーレースではメジャーになったアルコール燃料が一番の近道だ。
植物由来の原料をアルコール発酵するという昔からの製造方法だ。昔からあるものが最後に勝つ。お酒と間違えてコーンや米でという発想が多数だが、植物プランクトンといった微生物が有効だと考えている。
その2 電動化
石油の代わりは電気、という子供のような発想で電動車が主流のように言われている。その電気をどこから持ってくるかは考えないで。今の科学では発電機を回すのに熱エネルギーが必要なわけで。結局何かを燃やすというところで止まっている。
その3 自然エネルギー発電
太陽光と風力がやや実用化しているわけだが、太陽光は1日12時間平均しか稼働しない。それは1年中雲がないという条件下、さらに朝夕も太陽がパネルにあたっているなど条件は厳しい。砂漠の真ん中なら晴天率も高いだろうが雨の多い日本では、と考えると実用化するか。すでに家庭に太陽光システムを導入している人に聞いてみるといい。導入コストと稼働は見合っているか。もちろん特別加算などすべて取っ払ってである。
風力についても同様、海岸沿いではそこそこ風が吹くので、とは言ってもやはり無風の日もそこそこある。
その4 最後に残るもの
自然エネルギー発電として都合のいいときに晴れたり風が吹いているとは限らない。電気は貯めておけない。と書くと充電池があるじゃないかと言われそうだが。あの充電池の効率と内部抵抗を考えるとロスが大きすぎる。さらにスマホで経験済みのように充放電を繰り返すと電池は弱っていき大抵は3年前後で弱くなったと強く感じるようになる。充電池の技術でまかなえない。
そこでトヨタが推奨している水素である。不規則な自然エネルギー電気分解を行い水素を作りまくるというシステム。水素はロケットなどの内燃機関に使えるわけで。充電池をやめて水素発生器に置き換えればいい。資源のない日本がたどり着くのはこのへんだと考えている。欧米と違う方向性でいいのである。