バラマキ政策バンザイ

クルマの中で耳だけで聞いたニュースなので一部不確かなことがあるのはお許しください。

というわけで、東京もコロナ感染がずっと2桁台で、いよいよコロナ禍脱出の機運が高まる。この1年半のコロナ禍で個人貯蓄が30兆円以上増えた、そのうちコロナ禍が理由で旅行や会食などの行き場を失った貯蓄が20億円だそうだ。このあと感染の波が来ないのならばこの20億円をきっちり市場に流そうというのがそもそものバラマキ政策の根幹だそうだ。
昨日もここで書いたように、医療は儲かっている。旅行運輸は大変なのだが物流はその逆で儲かっている。小売は減っているように見えるが飲食同様に店頭販売が減っているだけで通販やコロナ禍でも普通営業できたスーパーは儲かっている。
当然儲かるのに不平等感はあるがよくよく考えればいつの時代も儲かる企業もあれば倒産する企業もあるわけで。それがバラマキ政策で一気に何十億円が市場に流れればこれまで苦しんできた人の多くが救われるかもしれない。
皮算用としてはばらまいたぶんは税収増加でチャラにできると考えていると思われる。
もう一つ
我が家はダブルインカムで適度に収入が確保されているのでもし10万円をもらったとしても口座の数字が100000増えるだけである。そのまま生活費になるわけだが。私らが望むのは原資ではなくて環境の方である。スタジアムや遊園地に入場制限や予約制があったり飛行機や新幹線を満席にできないからとすぐに予約がいっぱいになってしまうことのほうが問題なのだ。
gotoを再開していろいろな代金を割引にする、旅行や入場制限を科学的な見地で緩めていくという環境整備をしなければバラマキ政策は批判だけで終わってしまう可能性が高い。さらにテレビの映像で「こんなに人出が多くて危険です」みたいな科学的根拠がないコロナに関わる考え方は良くないのである。かといって、マスク無しで出歩く入場乗車はもちろん当分ダメだろうけど。