今日の月


満月を過ぎて月の出は深夜になった。
今日とは言っても未明0時過ぎに撮影したものだ。

姪っ子の小学校で9月1日からのコロナ対策についてれんらくがあったそうだ。
小学校は休みにはしないらしい。
2週間、午前中授業、給食を食べさせて放課するという内容だそう。
感染拡大の上、小学生の感染者も増えているのだから対策は仕方がないのだが。
よくよく考えると違和感がいくつもある。
コロナ感染を科学的に考察した結果なのだろうか。
クラスにもよるが30人が毎日一同集まることは変更していない。
午後の授業をなくしたところで、コロナ感染の基本の三密は改善していない。
時間ではなく距離を置くことが必要なはずなんだが。
そして驚いたのが給食は予定通り。ここ1年のコロナ感染の大半は飲食が原因になっている。それなのに給食は30人が一緒に食べるのだそうだ。
姪っ子の市の教育委員会はそういう対応ということ。科学的根拠がない楽観的なコロナ対応と言わざるを得ない。もちろんその小学校内での感染、クラスターなどないし、消毒などの基本的な対策はやっているはずだから目くじら立てることでもない。
家庭内感染した子供が知らずに登校したところで、○○閉鎖みたいな措置になるのだろう。感染者が出るまでは楽観論でいいということだ。
それにしても給食は予定通りというのが大人の事情なんだよね。
一つは親の負担を増やさないということ、そしてもう一つは業者の保護。去年の臨時休校措置では給食業界が大変で牛乳を捨てたとか野菜が売れないとか。その人達の食い扶持のために子供たちが犠牲になっているとも言えなくもない。給食無しで帰ってきても働く親たちは困るだけだし。
給食制度は社会貢献なんだね。コロナよりも大切ということ。
給食という言葉抜きで一つの部屋で30人が一緒に食事と言えば「コロナ禍なのにとんでもない」と言われるだろう。

追記
ヤフーニュースに同様の記事。
学校内の対面授業で感染する例はほとんどない。子供たちの感染はその後の友人宅での遊び、誕生会などが大半。つまり教室にいさせたほうが遥かに感染リスクを抑えられるそうだ。
給食にしても感染予防の管理下、指導下での食事は感染リスクが最小になるそうだ。
学校を休校すべきではない、という論調だった。